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中2理科「蒸散量の計算」蒸散のはたらきと計算の仕方

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中学1年理科。植物分野の蒸散ついて学習します

  • レベル★★☆☆
  • 重要度★★☆☆
  • ポイント:蒸散の記述、蒸散する場所の書き出し
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蒸散とは?

蒸散とは、植物内の水を水蒸気として気孔から空気中に放出するはたらきです。蒸散によって植物は、植物内の水分量を調節したり、体温も調節しています。

蒸散は、気孔という穴から行います。気孔は葉の裏側に多いので、葉の裏側からの蒸散量が多いことが分かります。また。蒸散には体温調節というはたらきがあるので、太陽の光が強い、昼間に蒸散量が多くなることもわかります。

蒸散とは
蒸散とはどのようなはたらきか。また、蒸散は何のために行っているか。理由を1つ答えよ。

解答はたらき:植物内の水分を気孔から水蒸気として空気中に放出する現象。
理由:根での水の吸収を促進するため。(体温を調節するため。)

蒸散量を表す式

蒸散量

蒸散の問題では、蒸散量を表す式がよく出題されます。
「葉の裏側からの蒸散量を求める式を書け」などのように出題されます。この問題を解くには、蒸散する場所を書き出すことが大切になります。

蒸散量を求める式
上図のA~Dの水の減少量を、それぞれa~dとすると、葉の表側だけの蒸散量はa~dを使ってどのように表すことができるか。

解答a-bまたはc-d
蒸散する場所を書き出すとわかりやすくなります。
A(表・裏・茎)、B(裏・茎)、C(表・茎)、D(茎)
A(表・裏・茎)ーB(裏・茎)=表
C(表・茎)ーD(茎)=表

蒸散量の計算

蒸散量を実際に計算する問題も頻出です。この場合も、蒸散する場所を書き出して、分かる数値をどんどん書き入れていくことでスムーズに解くことができます。

蒸散量の計算
上図のBの水の減少量が15cm³、Cが9cm³、Dが2cm³の場合、Aの水の減少量は何cm³になるか。ただし、水面からの水の蒸発を防ぐために、水面に油が入れてあるものとする。

参考22cm³
蒸散量

慣れれば、確実にとける得点分野になります。頑張ってください!

中2理科
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