私たちの体は、小さな「細胞」が集まってできています。しかし、細胞がただ集まっているだけではありません。体の中では、同じ働きをする細胞が集まって「組織」になり、さらに「器官」として複雑な働きをしているのです。
では、細胞・組織・器官はどのようにつながっているのでしょうか?この記事では、細胞のつくりや多細胞生物の組織と器官の関係をわかりやすく解説します!
✅ 動物と植物の細胞の違いは?
✅ 組織と器官の役割とは?
✅ 定期テストで狙われるポイントは?
これらの疑問をしっかり解決し、テスト対策にも役立てましょう!
- レベル★☆☆☆
- 重要度★★★☆
- ポイント:細胞のつくりの名称とはたらきを覚える
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授業用まとめプリント「細胞のつくり」
細胞
生物はすべて細胞という小さな箱のような作りでできています。細胞の中には、生きていくための必要な物質や情報が詰まっており、生物にとって一番大切なつくりになります。
細胞には、植物細胞と動物細胞があり、各細胞に共通してみられるつくり、植物細胞にしかないつくりがあります。下の内容を覚えましょう。
酢酸カーミン液(酢酸オルセイン液)
核を顕微鏡で観察しても、透明でなかなか見つけることができません。そこで、染色液である酢酸カーミン液や酢酸オルセイン液を使えば、核が赤色に染色され見やすくなります。
染色液
細胞を観察するときに、染色液である酢酸カーミン液を使う理由を答えよ。
細胞を観察するときに、染色液である酢酸カーミン液を使う理由を答えよ。
解答核を赤色に染め見やすくるため。
単細胞生物と多細胞生物
生物には、1つの細胞だけでできている単細胞生物と、多くの細胞が集まってできている多細胞生物がいます。単細胞生物には、アメーバ、ゾウリムシ、ミカヅキモ、ケイソウなどがいます。
多細胞生物は、多くの細胞が集まってできている生物ですが、次のことを覚えましょう。
- 組織…同じはたらきを持つ細胞が集まってできる。
- 器官…いろいろな組織が集まってできる。
- 個体…いろいろな器官が集まってできる。
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