中学2年理科。動物の分類の無セキツイ動物について学習します。
- レベル★★☆☆
- 重要度★☆☆☆
- ポイント:外骨格と外套膜
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授業用まとめプリント「無セキツイ動物」
無セキツイ動物
背骨がある動物を「セキツイ動物」というのに対し、背骨がない動物を「無セキツイ動物」といいます。無セキツイ動物には、さまざまな種類の生物がいますが、中学理科では、次の2種類の無セキツイ動物をマスターしましょう。
- 節足動物
足に節がある動物で、からだが硬い外骨格に覆われている。 - 軟体動物
内臓が外套膜に覆われている。
節足動物
節足動物は、からだの関節が節になっている動物で、からだが硬い外骨格に覆われています。カブトムシのからだの表面や、カニの甲羅などを想像してもらえればわかりやすいのではないでしょうか。
節足動物は、からだのつくりによってさらに数種類の動物に分類されます。次の2つを覚えておきましょう。
- 昆虫類
からだが、頭部・胸部・腹部に分かれており、胸部に3対(6本)の足がついている。
カブトムシ、トンボ、バッタ、アリ、チョウ - 甲殻類
からだが、頭胸部、腹部に分かれているものもいる。
カニ、エビ、ザリガニ、ミジンコ、ダンゴムシ
軟体動物
軟体動物の最大の特徴は、内臓が外套膜(がいとうまく)という膜につつまれているということです。イカやタコなどを想像してもらえればわかりやすいと思います。
軟体動物は、一見しただけでは判断ができませんので、次の動物が軟体動物に該当するということを覚えておきましょう。
- イカ
- タコ
- 貝(アサリ、シジミ、ホタテ)
- マイマイ(カタツムリ)
- ナメクジ
- ウミウシ
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