中学地理「北アメリカ州」定期テストのポイントとなります。
北アメリカ州
北アメリカ州の自然
自然は、西に障しいロッキー山脈、車になだらかなアパラチア山脈。その間にグレートプレーンズとプレーリーが広がる。五大湖の南の中央平原には、ミシシッピ川が流れる。南部のメキシコ湾岸やカリブ海は、しばしばハリケーンにおそわれる。
北アメリカ州の社会
多くの移民からなる。奴隷として連れてこられたアフリカの人々の子孫も多い。先住民のネイティブアメリカンは減少→近年, スペイン語を話す移民のヒスパニックが増加。
世界への影響
ニューヨークは世界金融の中心。多国籍企業が世界的に活動している。車社会、大量消費・大量生産の生活。
高校入試・社会「よく出る覚えるべき世界の首都・都市名」(練習問題付)
北アメリカ州の産業
北アメリカ州の農業
アメリカは世界最大の農産物輸出国で, 自然条件に合った適地適作が行われている。穀物メジャーの活動をはじめ、企業的な農業が中心で、 バイオテクノロジーの活用も進む。
北アメリカ州の鉱工業
五大湖職辺は早くから鉄鋼業(ピッツバーグ)、自動車工業(デトロイト)が発達→20世紀後半、北緯37度以南のサンベルトで先端技術(ハイテク)産業が成長した。サンフランシスコ郊外のシリコンバレーは、情報技術(ICT)産業の中心。近年、シェールガス(天然ガスの一種)の採掘が進む。
アメリカ州の貿易
アメリカ、カナダ、メキシコは、NAFTA(北米自由貿易協定)を締結。関税を廃し、経済的な結びつきを強化した。
最重要の用語チェック
ヒスパニック
メキシコやカリブ海諸国など、中南米から移住してきたスペイン語を話す人々がおおい。近年、急速に増加。
穀物メジャー
穀物メジャーは、穀物の売買を行う会社のことで、この穀物メジャーが国際市場で行う取引は世界の穀物価格に影響を及ぼします。
シリコンバレー
サンフランシスコ近郊にある電子工業の中心地域。情報化社会にあわせ、アメリカでは先端技術産業が発達。
- 多国籍企業…アメリカ合衆国の世界各国に工場や支社を置く企業が多い。
北米自由貿易協定(NAFTA)
1992年に、アメリカ、カナダ、メキシコの3か国による北米自由貿易協定(NAFTA)が結ばれ、自由貿易圏が新たに生まれた。これを南米やカリブ海諸国にまで広げる米州自由貿易地域(FTAA)の発足も検討されている。
コメント