中学地理「オセアニア州」定期テストのポイントです。
オセアニア州
オセアニア州の自然
砂漠が広がり、「乾燥大陸」とよばれるオーストラリア大陸、火山島やさんご礁の島が多い太平洋のミクロネシア、メラネシア、ポリネシアからなる。オーストラリアの南東部・南西部やニュージーランドは温帯で、人口が集中している。
オセアニア州の社会
先住民はアボリジニ(オーストラリア)、マオリ(ニュージーランド)→イギリスの植民地→第二次世界大戦後、移民が増加し、白豪主義でヨーロッパ系以外の移住は制限→1970年代以降、政策の変更でアジア系が増加し、多文化社会となる。
- 多文化社会…イギリス系以外の住民の増加により、様々な文化を互いに尊重しあう、多文化社会へと大きく変化しています。公用語の英語によって、社会のまとまりを保ちつつ、異文化理解のために外国語教育などの取り組みが進められています。
オセアニア州の産業
農業
オーストラリアとニュージーランドは、羊と牛の飼育が盛ん。オーストラリア南東部・南西部では、小麦も栽培。
鉱工業
オーストラリアは東部で石炭、北西部で鉄鉱石を産出。大規模な露天掘りの鉱山も多い。ボーキサイト、金、ガス、レアメタルなども豊富。貿易相手国は、かつてイギリスが第1位→日本がぬく→現在は、中国が第1位。
- 露天掘り…あなを設けないで、地表から順々に掘って行く方法で、鉱山が豊富で北西部の鉄鉱石や北東部・南東部の石炭などで行われています。この露天掘りによって、大規模な効率の良い採掘行い、鉄道で港に運んで輸出しています。
以上が、中学地理「オセアニア州|露天掘り・多文化社会・白豪主義」重要ポイントとなります。
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