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中1理科「水溶液と濃度」水溶液の性質と濃度計算

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中学1年理科。水溶液と濃度について学習します。

  • レベル★★★☆
  • 重要度★★★☆
  • ポイント:濃度の計算方法

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授業用まとめプリント「水溶液と濃度」

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水溶液とは

水溶液とは、物質が水に溶けたものです。では、水溶液になる液体にはどのような特徴があるのでしょうか。

●水溶液の性質

  1. 色がついていても透明
  2. 濃さは均一
  3. 放置しておいても沈殿しない

上記の3つを持つ液体を水溶液といいます。食塩水や砂糖水、コーラやメロンソーダなど、透明で裏が透き通って見える液体が水溶液になります。牛乳やメロンクリームソーダなどのようににごっている液体は水溶液とは呼びません。

溶質・溶媒・溶液

水溶液は、溶質が溶媒に溶けることでつくられます。

  • 溶質…溶けている物質
  • 溶媒…溶質を溶かす液体
  • 溶液…物質が溶けている液体

溶媒が水の場合、溶液は水溶液と呼ばれます。食塩水の場合、溶質・溶媒・溶液は次のようになります。

  • 溶質…食塩
  • 溶媒…水
  • 溶液…食塩水

水溶液

水溶液の濃度

濃度とは、水溶液の濃さのことです。正式には、質量パーセント濃度といいます。パーセントで溶けている物質の割合を表したものです。

質量パーセント濃度

水溶液の性質の練習問題

水100gに食塩25gを溶かし食塩水をつくった。これについて、以下の各問いに答えよ。
(1)できた食塩水の質量は何gか。
(2)食塩のように、水に溶けている物質を何というか。
(3)水のように食塩を溶かす液体を何というか。
(4)できた食塩水をしばらく放置すると、濃さはどのようになるか。次の中から適当なものを一つ選び、記号で答えよ。ただし、水溶液の温度は変化しないものとする。
ア 濃さはだんだんうすくなっていく。
イ 水溶液の下の方が濃くなっていく。
ウ 水溶液の上の方が濃くなっていく。
エ 濃さは均一で変わらない。
(5)この水溶液の質量パーセント濃度は何%か。

解答(1)125g (2)溶質 (3)溶媒 (4)エ (5)20%
(5)25/125 ×100=20%
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