中学英語で学習する比較の文について学習します。前回は最上級について学習しましたが、今回は原級について学習します。
原級のポイント
原級を学習する上で重要なポイントは次の通りです。
原級のポイント
❶原級の否定文「not as 原級 as~」と比較級への書き換え。
❷「~倍」の表現方法。
❸「No other」を使った原級の文と書き換え。
❷「~倍」の表現方法。
❸「No other」を使った原級の文と書き換え。
原級の文
「~と同じくらい…」という文章を原級の文といいます。原級を使った文章の構造は次のようになります。
- He is as old as our teacher. 「彼は私たちの先生と同じくらいの年です。」
- I get up as early as my mother. 「私は母と同じくらい速く起きる。」
このように、原級の文「~と同じくらい…」という文章をつくる場合、形容詞や副詞を原級のまま(そのまま)、「as」と「as」ではさみます。
as+原級+as ~
❶「not as 原級 as ~」とその書き換え
原級の文では「as 原級 as ~」で「~と同じくらい…」と訳しましたが、「not」を付けて否定文にすると「~ほど…ではない」という文章になります。
not+as+原級+as ~
- She is not as old as he. 「彼女は彼ほど年ではありません。」
- I can‘t swim as fast as Tom. 「私はトムほど速く泳げません。」
「not as 原級 as ~」は比較級への書き換えができます。
- She is not as old as he. 「彼女は彼ほど年ではありません。」
- She is younger than he. 「彼女は彼より若いです」
❷「~倍」の表現方法
「as+原級+as ~」の前に「twice」や「…times」という語を持ってきて、「~倍」という表現ができます。
…times+as+原級+as ~
- He is twice as old as Mike. 「彼はマイクの2倍の年齢です。」
- His room is four times as big as mine. 「彼の部屋は私の部屋より4倍大きい。」
「~倍」の表現は、timesのまえに数字を持ってくるだけです。
- 2倍 → twice(two times)
- 3倍 → three times
- 4倍 → four times
- 5倍 → five times
- 半分 → half times
❸「No other~」の原級の文と書き換え
「Aほど…な~はない」という表現は、原級の文の冒頭に「No other」を持ってきて作ることができます。
No other+名詞の単数形+is+as+原級+as A.
- No other season is as hot as summer. 「夏ほど暑い季節はない。」
これは、最上級や比較級に書き換えることができます。
- 最上級:Summer is the hottest season.
- 比較級:Summer is hotter than any other season.
問題 中学英語演習問題「原級」
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