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中学地理「中部地方の重要ポイント」

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中学地理「中部地方」定期テストのポイントです。

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中部地方

中部地方の地形(中学地理)
中部地方は、本州の中央部(日本のほぼ中央)にあたり、古くから関東地方と近畿地方を結ぶ交通路の役割を果たした。

ここで差がつく!信濃川は、日本最長の川であり、流域面積では、利根川、石狩川につづいて3番目。
輪中は、濃尾平野の西部やそれらを取り巻く川の下流に広がる堤防で囲まれた低地のこと。
➌北陸では、シベリア方面から吹いてきた冷たい北西の季節風が暖流(対馬海流)の流れる日本海上で多量の湿気を含み、これが日本アルプスの山地にあたることから、北陸に大雪を降らせる。
長野県に精密機械工業が発達した理由として、(1)乾燥してきれいな空気や水がある。(2)これまでの製糸工業で働く人を転用できた。(3)時計など製品が小型で輸送に便利だったためなどが挙げられます。

中部地方の自然

北陸は、日本海側の気候で、冬に雪が多い。中央高地は、内陸の気候。日本アルプス(飛騨・木曽・赤石山脈)が連なり、盆地が点在。木曽川、天竜川は太平洋に注ぎ、信濃川、神通川などは日本海に注ぐ。東海は、太平洋側の気候で、温暖。

  • 日本アルプス…飛騨・木曽・赤石山脈。日本の屋根。
  • 火山…浅間山、富士山などが点在。
  • 河川…日本最長の信濃川、神通側などが日本海、木曽川・富士川などが太平洋に注ぐ。

名古屋大都市圏

名古屋市(愛知県)を中心に形成。名古屋港、中部国際空港から工業製品を輸出し、世界とつながる。

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中部地方の産業

  • 東海…各種の産業がよく発達。
  • 中央高地…各地の盆地では、りんご・ぶどう・高原野菜の生産がさかん。林業(木曽ひのき)のほか、精密機械工業が発達。
  • 北陸…稲作が中心で単作地帯が広がり、「日本の米ぐら(穀倉地帯)」といわれている。北陸工業地域もあり、伝統工業が見られる。

中部地方の農水産業

北陸は、早場米の単作。中央高地では、冷涼な気候を利用し、レタスやキャベツなどの高原野菜の抑制栽培が盛ん。時期をずらして大都市圏に出荷している。扇状地が広がる甲府盆地はぶどう、長野盆地はりんごを栽培。東海は、台地で茶、斜面でみかんを栽培。渥美半島では、花の施設園芸農業が盛ん。焼津港(静岡県)は、遠洋漁業の基地である。

  • 施設園芸農業…東海地方で行われているビニールハウスなどを使って野菜や花をつくる農業
  • 越後平野…日本有数の稲作地帯となっている信濃川流域に広がる平野
  • 渥美半島…大都市向けの野菜や花の栽培がさかんな愛知県東部の半島。
  • 牧之原…静岡県南部の大井側下流の西側に広がる、茶の生産がさかんな大地
  • 甲府盆地…周辺部の扇状地を中心にぶどうや桃の栽培がさかんな、山梨県の中央部にある盆地

中部地方の工業

冬に雪で農作業ができない北陸では、輪島塗、加賀友禅、眼鏡フレーム(鯖江市)などの地場産業が発達。中央高地は、精密機械、電気機械工業。東海は、伊勢湾岸に中京工業地帯が広がり、豊田市に自動車工業、瀬戸市に陶磁器工業が発達。 静岡県の太平洋岸には、東海工業地域が形成されている。

以上が、中学地理「中部地方|日本アルプス・中京工業地帯・地場産業」重要ポイントとなります。

中学地理
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