中2理科「後期期末テスト予想問題」2学期期末・3学期学年末対応です。中学2年生の後期期末テストは、今年度の学びを振り返り、さらなる理解を深める大事な機会です。理科のテストでは、これまで習った内容をしっかりと定着させることが求められます。後期期末テストに向けた予想問題をまとめ、各単元のポイントを押さえるための練習問題を提供します。これらの問題を解きながら、理解を深め、自信を持ってテストに臨めるようにしましょう!
学年 | テスト | 範囲 |
---|---|---|
中1理科 | 前期中間 | 植物のつくり |
前期期末 | 光・音・力 | |
後期中間 | 気体・状態変化・溶解度 | |
後期期末 | 大地の変化(火山・地層・地震) | |
中2理科 | 前期中間 | 人の体のつくり・はたらき |
前期期末 | 化合・燃焼・分解・還元 | |
後期中間 | 電流・電圧・抵抗・電力・発熱量・磁界・誘導電流 | |
後期期末 | (今回)気象・湿度・日本の天気 | |
中3理科 | 前期中間 | 力のつり合い・合成と分解・浮力 |
前期期末 | 細胞分裂・遺伝・生殖 | |
後期中間 | イオン・中和・塩 | |
後期期末 | 天体(太陽・月・金星・地球) | |
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【問題】後期期末テスト予想問題(中2理科)
【問1】下の図のように豆電球と電池を使い、直列回路と並列回路を作った。これについて、次の各問いに答えよ。
(1)図1で、A点に流れる電流の大きさを測定すると250mAであった。このとき、Bに流れる電流は何mAか。
(2)図1で、A点に流れる電流の大きさを測定すると250mAであった。このとき、C点に流れる電流は何Aか。
(3)図1で、AB間の電圧が6.0Vであった。回路全体の電圧が9.0Vのとき、BC間の電圧は何Vになるか。
(4)図2で、A点に流れる電流が0.40A、下の豆電球に流れる電流が0.10Aの場合、B点には何Aの電流が流れるか。
(5)図2で、BC間の電圧を測定すると6.0Vであった。このときAD間の電圧は何Vか。
【問2】下の表は、気温と飽和水蒸気量の関係を示したものである。これについて次の各問いに答えよ。
気温〔℃〕 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
飽和水蒸気量〔g/m³〕 | 9.4 | 10.0 | 10.7 | 11.4 | 12.1 | 12.8 | 13.6 | 14.5 | 15.4 |
(1)気温18℃で、空気1m³中に11.4gの水蒸気が含まれている空気がある。
①この空気は、1m³あたりあと何gの水蒸気を含むことができるか。
②この空気の露点は何℃か。
③この空気の湿度は何%か。小数第一位を四捨五入し、整数で求めよ。
④この空気を冷やして11℃にしたとき、生じる水滴の量は空気1m³あたり何gか。
(2)気温12℃で、湿度60%の空気1m³中に含まれている水蒸気量は何gか。小数第二位を四捨五入して答えよ。
(3)気温18℃で、露点10℃の空気の湿度は何%か。小数第一位を四捨五入し、整数で求めよ。
(4)標高0m地点に気温18℃で、湿度75%の空気がある。この空気が上昇して雲ができ始めるのは、標高何m地点か。ただし、この空気が100m上昇するごとに、気温は1℃下がるものとする。
【問3】次の問いに答えなさい。
- 日本の天気に影響を及ぼす、温暖で湿潤な気団を何というか。
- 日本の天気に影響を及ぼす、寒冷で乾燥した気団を何というか。
- 春に日本上空を通過する高気圧を何というか。
- 春に天気はどのように変わることが多いか。
- 梅雨に日本列島に沿うようにできる前線を何というか。
- 梅雨の時期は何気団と何気団が勢力を伸ばすか。
- 夏に勢力を持つ気団は何か。
- 夏の季節風の風向を答えよ。
- 秋にできる停滞前線を何というか。
- 夏から秋にかけて日本にやってくる台風は、何が勢力を上げたものか。
- 冬型の気圧配置を何というか。
- 冬の太平洋側の天気の特徴を答えよ。
- 冬に日本海側で雪や雨が多いのは、北西の季節風が日本海を通過するときにどうなるからか。
【解答・解説】後期期末テスト予想問題(中2理科)
【問1】下の図のように豆電球と電池を使い、直列回路と並列回路を作った。これについて、次の各問いに答えよ。
(1)図1で、A点に流れる電流の大きさを測定すると250mAであった。このとき、Bに流れる電流は何mAか。
直列回路の電流はどこでも同じになる。
答え:250mA
(2)図1で、A点に流れる電流の大きさを測定すると250mAであった。このとき、C点に流れる電流は何Aか。
1000mA=1.0Aになるので、250mA=0.25Aになる。
答え:0.25A
(3)図1で、AB間の電圧が6.0Vであった。回路全体の電圧が9.0Vのとき、BC間の電圧は何Vになるか。
直列回路の場合、各抵抗にかかる電圧の和が全体の電圧になるので、
9.0V-6.0V=3.0V
答え:3.0V
(4)図2で、A点に流れる電流が0.40A、下の豆電球に流れる電流が0.10Aの場合、B点には何Aの電流が流れるか。
並列回路の場合、各抵抗に流れる電流の和が全体の電流になるので、
0.40A-0.10A=0.30A
答え:0.30A
(5)図2で、BC間の電圧を測定すると6.0Vであった。このときAD間の電圧は何Vか。
並列回路では電圧がすべて等しくなる。
答え:6.0V
【問2】下の表は、気温と飽和水蒸気量の関係を示したものである。これについて次の各問いに答えよ。
気温〔℃〕 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
飽和水蒸気量〔g/m³〕 | 9.4 | 10.0 | 10.7 | 11.4 | 12.1 | 12.8 | 13.6 | 14.5 | 15.4 |
(1)気温18℃で、空気1m³中に11.4gの水蒸気が含まれている空気がある。
①この空気は、1m³あたりあと何gの水蒸気を含むことができるか。
15.4g-11.4g=4.0g
答え:4.0g
②この空気の露点は何℃か。
表より、11.4gが飽和水蒸気量になっているのは13℃だとわかる。
答え:13℃
③この空気の湿度は何%か。小数第一位を四捨五入し、整数で求めよ。
11.4g÷15.4g ×100=74.02…
答え:74%
④この空気を冷やして11℃にしたとき、生じる水滴の量は空気1m³あたり何gか。
11.4g-10.0g=1.4g
答え:1.4g
(2)気温12℃で、湿度60%の空気1m³中に含まれている水蒸気量は何gか。小数第二位を四捨五入して答えよ。
10.7g×0.6=6.42g
答え:6.4g
(3)気温18℃で、露点10℃の空気の湿度は何%か。小数第一位を四捨五入し、整数で求めよ。
9.4g÷15.4g ×100=61.03…
答え:61%
(4)標高0m地点に気温18℃で、湿度75%の空気がある。この空気が上昇して雲ができ始めるのは、標高何m地点か。ただし、この空気が100m上昇するごとに、気温は1℃下がるものとする。
15.4g×0.75=11.55g
表より11.55gに一番近い飽和水蒸気量は13℃の11.4gである。
18℃-13℃=5.0℃
100m上昇するにつれて1℃気温が下がるので、500m上昇すればよいとわかる。
0m+500m=500m
答え:500m
【問3】
- 小笠原気団
- シベリア気団
- 移動性高気圧
- 周期的に天気が変化する。
- 停滞前線(梅雨前線)
- オホーツク海気団、小笠原気団
- 小笠原気団
- 南東
- 秋雨前線
- 熱帯低気圧
- 西高東低
- 乾燥した晴れの日が続く。
- 日本海を通過するときに大量の水蒸気を含むため。
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