中学1年理科。電流計と電圧計について学習します。
- レベル★★☆☆
- 重要度★★★★
- ポイント:電流と電圧の意味をまずしっかりと押さえる!
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授業用まとめプリント「電流計と電圧計」
電流と電圧
電流計と電圧計を学習する前に、まずは、「電流」とは何か。「電圧」とは何かについて理解しましょう。ここでしっかりと意味をつかんでおかないと、あとになって苦労することになります。
電流I
電流とは、電気の流れる量です。導線の中を、ビリビリと電気が流れているようすを考えてください。水路を流れる水の流れに似ています。電流を表す記号はIで、電流の大きさを表す単位はA(アンペア)になります。
1A=1000mAです。なので、0.5Aなら500mA、250mAなら0.25Aというように、単位変換できるようになっておきましょう。導線の中を流れる電流の大きさは、「電流計」という装置を使って調べることがきます。
電圧E
電圧とは、電流を流そうとする圧力です。電流を流すパワーだと考えてください。よく、電圧は滝の落差に例えられますが、滝の落差が大きいほど、水が勢いよく流れますよね。これと同じように、電圧が大きいほど電流がたくさん流れるということになります。
電圧を表す記号はEやVで、電圧の大きさを表す単位はV(ボルト)を使います。これも、1V=1000mVです。電気器具などにかかる電圧の大きさは、「電圧計」を使って調べることができます。
オームの法則
電圧は、電流を流そうとする圧力でした。ということは、電圧を2倍にすれば、流れる電流も2倍になり、電圧を3倍にすれば、流れる電流も3倍になります。つまり、電圧と電流は比例関係になります。これを発見したのがオームという人物なので、この関係を「オーム法則」といいます。
このあと、このオームの法則で計算問題が出題されますので、ここで電圧と電流が比例関係にあることをしっかりとつかんでおきましょう。
電流計
電流計で、どれくらいの電流が流れているか調べることができます。電流計ははかろうとする部分に直列に接続して使います。その他の注意点や覚える内容は以下の通りです。
電圧計
電圧計で、抵抗や電球、電気器具などに、どれくらいの電圧がかかっているのかを調べることができます。電圧計は、測ろうとする部分に並列に接続します。その他の注意点や覚える内容は以下の通りです。
コメント
とてもわかりやすかったです!