▶ YouTube授業動画もやっています

中1理科「地震の計算問題」

確認問題アイキャッチ画像 中1理科
スポンサーリンク

中1理科「地震の計算問題」です。

スポンサーリンク

【計算問題】地震の計算

(1)下の図は、地震の波の到着時刻と震源からの距離との関係を表したグラフである。これについて、次の各問いに答えよ。

地震の計算 グラフ

①P波の速さは何km/sか。

②主要動を起こす波の速さは何km/sか。

③震源からの距離が400kmの地点では、初期微動継続時間は何秒になるか。

④初期微動継続時間が10秒になるのは、震源からの距離が何kmの地点か。

(2)下の表は、地点A、BにP波とS波が届くまでにかかった時間と、震源からの距離をまとめようとしたものである。これについて、次の各問いに答えよ。

地点 P波 S波 震源からの距離
A 12秒 21秒 84km
B 168km

①P波の速さは何km/sか。

②地点Aでの初期微動継続時間は何秒か。

③地点BにP波とS波が届くまでにかかる時間は、それぞれ何秒か。

④地点Bでの初期微動継続時間は何秒か。

(3)震源から80km地点で11時20分30秒に初期微動が始まった。同じ地震で、震源から120km地点では、11時20分35秒に初期微動が始まった。この時間が発生した時刻は何時何分何秒か。

【解答・解説】地震の計算

(1)下の図は、地震の波の到着時刻と震源からの距離との関係を表したグラフである。これについて、次の各問いに答えよ。

地震の計算 グラフ

①P波の速さは何km/sか。

グラフより、200km÷25秒=8km/s

答え:8km/s

②主要動を起こす波の速さは何km/sか。

グラフより、200km÷50秒=4km/s

答え:4km/s

③震源からの距離が400kmの地点では、初期微動継続時間は何秒になるか。

グラフより、200km地点で初期微動継続時間が25秒なので、
200km:25秒=400km:x秒  x=50秒

答え:50秒

④初期微動継続時間が10秒になるのは、震源からの距離が何kmの地点か。

200km:25秒=xkm:10秒  x=80

答え:80km

(2)下の表は、地点A、BにP波とS波が届くまでにかかった時間と、震源からの距離をまとめようとしたものである。これについて、次の各問いに答えよ。

地点 P波 S波 震源からの距離
A 12秒 21秒 84km
B 168km

①P波の速さは何km/sか。

84km÷12秒=7km/s

答え:7km/s

②地点Aでの初期微動継続時間は何秒か。

21秒-12秒=9秒

答え:9秒

③地点BにP波とS波が届くまでにかかる時間は、それぞれ何秒か。

168km÷84km=2
距離が2倍なので、かかる時間も2倍になる。

答え:P波…24秒 S波…42秒

④地点Bでの初期微動継続時間は何秒か。

42秒-24秒=18秒

答え:18秒

(3)震源から80km地点で11時20分30秒に初期微動が始まった。同じ地震で、震源から120km地点では、11時20分35秒に初期微動が始まった。この時間が発生した時刻は何時何分何秒か。

P波の速さ:(120-80)÷(11時20分35秒-11時20分30秒)=8km/s
80km÷8km/s=10秒
11時20分30秒-10秒=11時20分20秒

答え:11時20分20秒

中1理科
スポンサーリンク
シェアする

コメント

テキストのコピーはできません。