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【中学地理】日本のエネルギー資源と発電の特徴をわかりやすく解説|再生可能エネルギーも紹介

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中学地理で学ぶ「日本のエネルギー資源と発電」は、現代社会とも深く関わる重要な単元です。日本は資源に乏しい国であるため、化石燃料の輸入や原子力、再生可能エネルギーの活用が注目されています。本記事では、日本におけるエネルギー資源の種類や発電方法の特徴までをわかりやすく解説します。地理の理解を深めるだけでなく、環境問題やエネルギー政策にも興味を持つきっかけになります。

東日本大震災以降、このあたりの問題の出題も増えていきました。今回は、日本の電力の変遷です。これは頻出されるところなので、確実におさえましょう。
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日本のエネルギー資源

時代 主なエネルギー資源 特徴と背景
明治時代 石炭 – 日本の工業化を支えた主要エネルギー資源。
– 国内で産出され、炭鉱が盛んだった。
戦後(1950年代) 石炭 → 石油 – 経済復興と高度経済成長によりエネルギー需要が急増。
– 石炭から効率の良い石油への転換が進む。
1970年代 石油(依存度が高い) – 石油危機(1973年、1979年)により、エネルギー政策の見直しが求められる。
– 石油輸入国としてエネルギーの安定供給が課題に。
1980年代 石油 → 原子力・天然ガス・水力 – 石油危機をきっかけに、石油依存度を下げる政策を推進。
– 原子力発電や天然ガスの利用が拡大。水力発電も引き続き活用。
2000年代 原子力・天然ガス・再生可能エネルギー – 地球温暖化対策として、CO₂排出が少ないエネルギーの利用が注目される。
– 風力、太陽光などの再生可能エネルギーが増加し始める。
2011年以降 再生可能エネルギー・天然ガス – 東日本大震災と福島第一原子力発電所事故の影響で、原子力依存度が低下。
– 再生可能エネルギー(太陽光、風力)へのシフトが加速。
現在 再生可能エネルギー(推進中) – 脱炭素社会を目指し、太陽光や風力、地熱などの利用が進む。
– 天然ガスは引き続き重要なエネルギー資源。

資源を輸入にたよっているのが日本です。現在の日本は鉱山資源の多くを輸入に依存しています。原油や天然ガスは西アジア、東南アジアなど、鉄鉱石や石炭はオーストラリアなどです。

戦後、ダムの水を利用した水力発電が多かったですが、高度経済成長期以後に火力発電が大きな割合を占めるようになります。その後、原子力発電の拡大が進められてきましたが、2011年の東北地方太平洋沖地震による事故で原子力の利用が見直され、再生可能エネルギーを利用した発電も気体されています。

【ポイント】
・石油危機や震災などの歴史的な出来事が、エネルギー政策に大きな影響を与えています。
・現在は地球温暖化防止や持続可能な社会の実現を目指し、再生可能エネルギーの割合を増やす取り組みが進められています。

水力・火力・原子力の比較

発電 内容
水力発電 1950年頃までは電力の中心
火力発電 化石燃料を燃焼。温暖効果ガスを排出。
原子力発電 福島第一原子力発電所事故を受け、エネルギー政策見直し。
  • 資源の活用と環境の配慮…再生可能なエネルギーを活用しリサイクルを積極的に行う。
  • 新エネルギー太陽光や風力などの再生可能なエネルギー、バイオエタノールなど。
持続可能な社会
将来の世代のことも考えて、限りある資源と環境を利用するという考え方です。たとえば、再生可能エネルギーの利用、資源の消費の見直し、省エネルギーの技術の活用などが挙げられます。

水力のメリット・デメリット

  • メリット:温室効果ガスや廃棄物を生み出すことのない、環境に優しい発電システム
  • デメリット:電気の需要に合わせて作り出す電力を変化させることが出来ないため、一日の電力すべてを現在の揚水式水力発電でまかなうことは難しい。また、異常気象による急激な降水量の変化等に対応できなくなってしまうことなどが問題。

火力のメリット・デメリット

  • メリット:石炭や石油などの原料を調節することで火力の調節がしやすいのが特徴で、エネルギー消費量の多い時間帯にあわせて発電量を変えることが出来るのが大きな利点。
  • デメリット:資源の枯渇と主な産出国が中東で情勢が不安定な地域であることから、供給が安定して続けられなくなっているのが問題。また、大量の二酸化炭素や窒素酸化物などを排出するシステムであるため、環境面での負荷が大きな問題。

原子力のメリット・デメリット

  • メリット:少量の資源で長期間エネルギーを生産することが出来るのが特徴。また、二酸化炭素などの温室効果ガス排出量はほとんどありません。安定したエネルギーの供給が行える事が大きな特徴。
  • デメリット:大きな問題点は、放射能を含んでいるウランを原料としていること。放射能は土壌や大気をも汚染してしまう危険な物質なので、事故なので漏れると大きな被害に。
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再生可能エネルギーとは?

再生可能エネルギーとは、自然の力を利用して繰り返し使えるエネルギーのことです。地球環境にやさしく、二酸化炭素をあまり出さないため、地球温暖化を防ぐためにも重要とされています。

再生可能エネルギーの主な種類と特徴

種類 特徴
太陽光発電 太陽の光を利用する。天気に左右されるが、設置場所が多い。
風力発電 風の力でタービンを回して電気をつくる。風の強い場所に適している。
水力発電 川やダムの水の流れを使う。日本では古くから利用されている。
地熱発電 地中の熱を利用。火山の多い日本では可能性が高い。
バイオマス発電 木くずや生ごみなどを燃やして発電。リサイクルの一種でも
なぜ大切なの?
・化石燃料(石油・石炭など)はいずれなくなるが、再生可能エネルギーは枯れにくい
・二酸化炭素の排出が少なく、環境にやさしい
・日本のエネルギー自給率を上げるためにも注目されている
中学地理
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