中学国語の古典学習では、「をかし」や「いと」などの古語を、正しく現代仮名遣いに直す力が求められます。古語特有の言い回しや音の変化に戸惑うことも多いですが、パターンをつかめばスムーズに読めるようになります。本記事では、古語を現代仮名遣いに直すコツとともに、テストによく出る練習問題を用意しました。定期テストや高校入試に向けて、古典の読み解きを強化しましょう!
現代仮名遣いにするポイント
➊語頭以外の「は・ひ・ふ・へ・ほ」は「わ・い・う・え・お」と読む。(例)あはれ→あわれ/言ふ→言う
➋「ゐ」・「ゑ」・「を」は「い・え・お」と読む。(例)ゐなか→いなか
➌「ぢ・づ」は「じ・ず」よ読む。(例)はづかし→はずかし
➍「くわ」は「か」に、「ぐわ」は「が」にする。(例)くわし→かし
➎「au」の部分は「ou」にする (例)まうす→もうす
➊語頭以外の「は・ひ・ふ・へ・ほ」は「わ・い・う・え・お」と読む。(例)あはれ→あわれ/言ふ→言う
➋「ゐ」・「ゑ」・「を」は「い・え・お」と読む。(例)ゐなか→いなか
➌「ぢ・づ」は「じ・ず」よ読む。(例)はづかし→はずかし
➍「くわ」は「か」に、「ぐわ」は「が」にする。(例)くわし→かし
➎「au」の部分は「ou」にする (例)まうす→もうす
【問題】現代仮名遣いにする対策問題
次の古語を現代仮名遣いにせよ。
- ゐど
- かをり
- けふ
- まうす
- かはりたまひて
- ゐたりける
- あらむ
- 云えば
- わざはひ
- いふやうなる
- まゐりあはねば
- かへりまゐりて
- かたらひていはく
- ふるふこゑ
- やむごとなき
- ざふきん
- 類ひあり
- 悲しう
- けうしつ
- 給ひなむ
- もておはして
- からうじて
- かうかう
- 取らせ給へ
- はたいふべきにあらず
【解答】現代仮名遣いにする対策問題
- いど
- かおり
- きょう
- もうす(申す)
- かわりたまいて
- いたりける
- あらん
- いえば
- わざわい
- いうようなる
- まいりあわねば
- かえりまいりて
- かたらいていわく
- ふるうこえ
- やんごとなき
- ぞうきん
- たぐいあり
- かなしゅう
- きょうしつ
- たまいなん
- もておわして
- かろうじて
- こうこう
- とらせたまえ
- はたいうべきにあらず
コメント