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中3理科「分解者のはたらき」菌類・細菌類の仕事

分解者のはたらき 中3理科
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中学3年理科。生物のつながりで登場する分解者のはたらきについて学習します。

  • レベル★★☆☆
  • 重要度★★★☆
  • ポイント:どんな生物が分解者なのか覚える!

授業用まとめプリントは下記リンクからダウンロード!
授業用まとめプリント「分解者のはたらき」

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分解者のはたらき

生物のつながりの中で、植物を生産者、動物を消費者、土の中の微生物を分解者といいました。分解者は、生物の死がいやふんなどの有機物を、二酸化炭素や水などの無機物に分解するはたらきをします。

土のなかの微生物が分解者ですが、おもに菌類や細菌類をさしています。菌類・細菌類には次のような生物がいます。

  • 菌類カビ(アオカビ、クロカビ)、キノコ(シイタケ、シメジ)、酵母菌
  • 細菌類…大腸菌、乳酸菌、納豆菌、枯草菌 ※『〇〇菌』酵母菌をのぞく

分解者のはたらき

また、土の中の小動物も分解者に含まれます。落ち葉を食べるダンゴムシや、動物の死がいなどを食べるムカデなども分解者です。

小動物は、食べれ食べられるの関係においては消費者になりますが、自然界の物質の循環においては分解者になります。

分解者のはたらき
次の文中の( )に適する語を入れよ。

土の中などに生息する微生物は、生物の死がいやフンなどの( ① )を( ② )に分解するので、自然界で( ③ )と呼ばれています。③になるのは、カビやキノコなどの( ④ )、大腸菌や枯草菌などの( ⑤ )になります。

解答①有機物 ②無機物 ③分解者 ④菌類 ⑤細菌類

土の中の微生物のはたらき実験

分解者の実験

土の中の微生物(分解者)のはたらきを調べる実験は、入試でも頻出の問題です。森の土を使った実験がよく出題されます。

そのままの土と焼いた土を使った対照実験になりますので、実験をしっかりと考察しましょう。詳しくは、動画で説明していますので確認して下さい。

分解者の実験
下の図のように、池の底の土をビーカーに入れかき混ぜしばらく放置し、上ずみ液をビーカーA、Bに入れた。ビーカーBの上ずみ液はガスバーナーで煮沸したのち、それぞれのビーカーにデンプンを入れふたをししばらく放置した。これについて、以下の各問に答えよ。
分解者のはたらき 対照実験(1)ビーカーBの上ずみ液を煮沸する理由を答えよ。
(2)ふたをしてしばらく放置した後、それぞれにヨウ素液を入れると、青紫色になるのはAとBのどちらか。
(3)(2)で青紫色にならなかったビーカー理由を、「分解者」という語句を使って説明せよ。
(4)ふたをしてしばらく放置したビーカーのふたをとり、ビーカーから発生する気体を石灰水で調べると、石灰水が白くにごるのはAとBのどちらか。

解答(1)上ずみ液中の微生物を殺すため。
(2)B
(3)上ずみ液中の分解者がデンプンを無機物に分解したため。
(4)A

中3理科
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