中学3年の理科では、「体細胞分裂」と「減数分裂」の違いや、それぞれで起こる染色体の数の変化が重要なポイントになります。体が成長するための分裂と、生殖のための分裂はしくみも結果も大きく異なります。このページでは、両者の違いや染色体の変化を図や例とともにわかりやすく解説し、定期テストによく出る問題の対策も紹介しています。暗記だけでなく、仕組みから理解しましょう!
- レベル★★☆☆
- 重要度★★★★
- ポイント:染色体の数の変化
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授業用まとめプリント「体細胞分裂と減数分裂」
体細胞分裂と減数分裂
細胞分裂には、普通の細部分裂である体細胞分裂と、特別な細胞分裂である減数分裂があることを前回学習しました。今日は、この二つの細胞分裂の違いを詳しくみていきましょう。
体細胞分裂
体細胞分裂は、体細胞から体細胞をつくるときの細胞分裂です。成長するための細胞分裂でもあります。全身のいたるところで行われており、細胞分裂前後で、染色体の数が変化しないことが特徴でした。
その他にも、単細胞生物がふえるときにも体細胞分裂でふえます。詳しくは生殖で学習します。
減数分裂
減数分裂は、体細胞からなかまをふやすときに必要な生殖細胞をつくるときの特別な細胞分裂です。オスとメスで受精をする際に大切な細胞をつくりだします。染色体の数が半分になることがポイントです。
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