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中2理科「血液の成分」ヘモグロビンの性質や組織液

理科の記事 中2理科
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中学2年理科。血液の成分について学習します。

  • レベル★☆☆☆
  • 重要度★★★☆
  • ポイント:ヘモグロビンの性質を記述で書けるようになる!

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授業用まとめプリント「血液の成分」

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血液とは

血液は、人体を流れる液体成分です。体重の約7~8%が血液の量だといわれています。絶えずからだ全身を循環しており、全身の細胞に必要なものを届けたり、細胞でできた不要なものを運び出したりしています。また、病気にならないように、体内に侵入した細菌を殺したりするはたらきも持っています。

血液の成分

血液は、血しょうという液体成分に血球が浮かんでいるもので、次の成分とはたらきを覚えておきましょう。

  • 赤血球…酸素を運ぶ。赤い色素ヘモグロビンを含む。
  • 白血球…体内に侵入した細菌を殺す。
  • 血小板…出血したときに血を固める。
  • 血しょう…液体成分。養分や二酸化炭素、不要物を運ぶ。

特に出題されやすいのが、赤血球と血しょうです。

血液の成分

血しょうは液体成分なので、酸素以外の全てを運ぶと覚えておきましょう。また、血しょうは、血管の壁から血管の外にしみ出すことができ、血管の外に出ると名称が組織液に変わり、リンパ管の中に入るとリンパ液に変わることも覚えておきましょう。

血液の成分
(1)血液の成分で、酸素を運ぶはたらきがあるものを何というか。
(2)(1)に含まれる赤い色素成分を何というか。
(3)体内に侵入した細菌を殺すはたらきがある血液成分は何か。
(4)血小板のはたらきを簡潔に説明せよ。
(5)血液の液体成分の名称を答えよ。
(6)(5)が血管の壁から染み出ると何になるか。

解答(1)赤血球 (2)ヘモグロビン (3)白血球
(4)出血したときに血液を固まらせる。
(5)血しょう (6)組織液

ヘモグロビンの性質

酸素を運ぶはたらきがある赤血球には、赤い色素のヘモグロビンが含まれます。このヘモグロビンの性質により全身に酸素を運ぶことができます。次の内容を記述で書けるようにしておいてください。

ヘモグロビンの性質
「酸素が多いところで酸素と結びつき、酸素が少ないところで酸素の一部を離す性質がある」

からだの中で酸素が多いところは肺、酸素が少ないところは筋肉などの使った組織になります。つまり、ヘモグロビンは肺で酸素と結びつき、血管内を流れ、筋肉などの組織で酸素を放すことなり、全身に酸素が届けられるという仕組みになっているのです。

ヘモグロビン
ヘモグロビンの性質を、「酸素の多いところで、」の書き出しに続けて、簡潔に書け。

解答(酸素が多いところで、)酸素と結びつき、酸素の少ないところで、酸素の一部を離す。

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