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中学公民「為替のしくみと経済のグローバル化の重要ポイント」

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中学公民「為替のしくみと経済のグローバル化の重要ポイント」についてまとめています。

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為替相場のしくみのポイント

為替相場(為替レート)は、異なる通貨の交換比率のこと。かつては交換比率が固定されていたが、現在、需要と供給の関係で変化する変動為替相場となっている。

  • 国際通貨基金(IMF)…国際連合の経済社会理事会の専門機関で、為替相場の安定や貿易の拡大をはかるために、短期の資金を供給する機関

円高・円安

為替相場

為替相場

  • 円高…外国通貨に対して、円の価値が上がること。日本の輸出産業に不利、輸入産業に有利となる。
  • 円安…外国通貨に対して、円の価値が下がること。日本の輸出産業に有利、輸入産業に不利となる。

経済のグローバル化

グローバル化により、工場が海外に移転し、国内産業が衰退する産業の空洞化が進む。また、複数の国に生産や販売の拠点を持つ多国籍企業も増加している。

  • 貿易摩擦…貿易などをめぐる通商上の問題。特にアメリカに対し1950年代以降、繊維、鉄鋼、カラーテレビ、自動車、半導体の輸出をめぐって対立が 起こった。
  • グローバルスタンダード…世界標準として、投資家の保護、市場原理主義。規制の打破、自由化であり、経済活動・投資活動の妨げを取り除く動きが中心。また、製品などの規格を統一しようとする動きもある。
  • 多国籍企業…活発に対外直接投資を行い、海外現地法人や合弁会社の設立。M&Aなどで世界中に拠点を増やしている。
  • グローバル化…文化、経済、政治など人間の諸活動、コミュニケーションが、国や地域などの地理的境界、枠組みを越えて大規模に行なわれるようになり、地球規模で統合、一体化される趨勢。グローバリゼーション、地球規模化などともいう。

日本の貿易

日本は非常に貿易のさかんな国である。とくに、アジア諸国との貿易額が最も大きい。2007年以降は、中国がアメリカ合衆国をぬき最大の貿易相手国となった。

日本企業は、安い労働力と新しい市場を求めて、海外に進出している。貿易摩擦対策としてアメリカ合衆国などへ進出している場合もある。

以上が、中学公民「為替相場」円安・円高と貿易・経済のグローバル化となります。

中学公民
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