中1数学「いろいろな立体の表面積と体積の求め方」についてまとめています。中学1年生の皆さん、数学の「立体の表面積と体積」は、図形分野の中でもテストで頻出の重要な単元です。円柱や円錐、球などの立体では、それぞれの公式を正しく覚え、適切に使いこなすことが求められます。また、複雑な立体の問題では、公式をどのように組み合わせるかがポイントになります。本記事では、テストでよく出る「立体の表面積と体積」の対策問題を厳選し、解法のコツや公式の使い方を丁寧に解説します。しっかり準備して、立体図形を得意分野にしましょう!
立体の表面積の求め方
表面積は、立体の表面全体の面積です。1つの底面の面積を底面積、側面全体の面積を側面積という。
- 角柱の表面積=(底面積)×2+(側面積)
- 円柱の表面積=(底面積)×2+(側面積)
- 角錐の表面積=(底面積)+(側面積)
- 円錐の表面積=(底面積)+(側面積)
point

- 円柱の側面は、底面積では、長方形になる。側面尾長方形の縦の長さは高さ、横の長さは底面の円の周の長さに等しくなる。
- 円錐の側面は、展開図ではおうぎ形になる。側面尾おうぎ形の半径は母線の長さ、おうぎ形の弧の長さは底面の円の周の長さに等しい。
立体の体積の求め方
- 直方体の体積=縦×横×高さ
- 立方体の体積=1辺×1辺×1辺
- ~柱の体積=底面積×高さ
- ~錐の体積=底面積×高さ÷3
球の側面積・体積
- 球の側面積=4×π×半径×半径
- 球の面積=(4×π×半径×半径×半径)/3
【問題】体積・表面積の練習問題
(1)下の図の三角柱で底面△ABCはAB=8cm,BC=6cm,AC=10cm,∠B=90°の直角三角形で、AD=9cmのとき、点A、D、E、Fを頂点とする三角錐AーDEFの体積を求めよ。
(2)図のように、1辺の長さが6cmの立方体がある。4点A、C、F、Hを頂点とする立体の体積を求めよ。
(3)次の図は、1辺が6cmの立方体を、3点B,D,Cを通る平面と、3点B,E,Gを通る平面と、3点D,E,Gを通る平面で切断し、点D,F,Hを含む立体を取り除いてできた立体です。立体BDFGの体積を求めよ。
【解答】体積・表面積の練習問題の解答
(1)72cm3
(2)72cm3
(3)72cm3
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