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中3理科「炭素の循環」有機物と二酸化炭素の流れ

炭素の循環 中3理科
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中学3年理科。炭素の循環について学習します。

  • レベル★★☆☆
  • 重要度★★☆☆
  • ポイント:生産者から分解者までは有機物としての移動

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授業用まとめプリント「炭素の循環」

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炭素の循環

生物は、食べる・食べられるという関係でつながっていました。これを食物連鎖といいました。この食物連鎖を通して、さまざまな物質が自然界の中をぐるぐると循環しています。その中でも、今回は炭素の循環について詳しく学習していきます。

炭素は化学式でCと書きます。この炭素(C)は、空気中に存在しています。そうです、二酸化炭素(CO2)の中に含まれていますね。炭素は空気中を、二酸化炭素(CO2として循環しているのです。

この二酸化炭素を利用する生物が植物(生産者)です。植物は、自然界で唯一「光合成」というはたらきが行えます。光合成により、無機物の二酸化炭素と水から、有機物のデンプンをつくりだすことができます。なので、自然界で生産者と呼ばれているのです。

つまり生産者は、二酸化炭素(CO2)の中に含まれている炭素(C)を、有機物という化合物に変えてくれているのです。有機物は、炭素(C)を含む化合物でした。この有機物を生産者が食物連鎖で取り入れて利用しています。炭素は空気中を二酸化炭素(CO2)で循環していましたが、生物間を食物連鎖を通じて有機物(C、H)として循環しているのです。

この有機物を再び、無機物の二酸化炭素に分解してくれるのが分解者でした。土の中などで生活している菌類・細菌類が分解者になります。分解者は、呼吸により有機物を無機物の二酸化炭素と水に分解してくれます。したがって、分解者までは有機物としての炭素(C)が循環し、分解者からは、二酸化炭素(CO2)として炭素(C)が循環します。

炭素の循環

炭素の循環
  • 有機物(デンプン)としての循環
    光合成ができる生産者(植物)から分解者(菌類・細菌類)までの循環。
  • 無機物(二酸化炭素)としての循環
    分解者(菌類・細菌類)から生産者(植物)までの空気中の循環

言葉で説明してもわかりにくいので、動画で確認しましょう。どの矢印が有機物としての炭素の循環なのか、二酸化炭素としての炭素の循環なのか確認できるようになりましょう。

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中3理科
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