中学地理「世界の気候」定期テストのポイントについてまとめています。
世界の気候
- 熱帯…赤道周辺の低緯度地域
- 乾燥帯…南北回帰線や大陸内陸部
- 冷帯…北半球の高緯度
- 寒帯…南極・北極
- 北海道…冷帯の気候
- 太平洋側…冬に晴天が続く
- 日本海側…北西の季節風の影響
- 中央高地…高地は冷帯に近い
- 瀬戸内…夏の降水量は少ない
- 南西諸島…亜熱帯気候
熱帯
一年中暑く、降水量が多い。雨が多い熱帯雨林気候と 雨季と乾季があるサバナ気候。
乾燥帯
雨が少ない。砂や岩 の砂漠が広がる砂漠気候と、少し雨が降り、丈の短い草が生えるステップ気候に分類。生活環境は、らくだ、羊の遊牧。オアシス周辺で小麦、なつめやしを栽培。サヘル(サハラ砂漠南縁)は、砂漠化が深刻。
- 地球環境問題…危機的な地球環境の地球環境問題の影響は国境をこえて広がる。地球温暖化と気候変動の二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの大気中の濃度が高くなったことで, 地球の平均気温が上昇する地球温暖化が進行→干ばつや洪水などの自然災害, 海面上昇による島国水没の危機。北極圏や南極大陸の氷がとける
温帯
温暖で季節の変化があり、人口密集地帯と重なる。一年を通して降水量の多い温帯(温暖)湿潤気候。偏西風や暖流の影響で、気温・降水量の差が小さい西岸海洋性気候冬に雨が降り、夏に乾燥する地中海性気候に分類。
冷帯(亜寒帯)
夏は短く、冬は寒さが厳しい。シベリア(ロシア連邦)などには、針葉樹林のタイガが広がる。
寒帯
一年中寒さが厳しい。夏にこけ類が生えるツンドラ気候と、一年中氷雪におおわれる氷雪気候に分けられる。生活環境として、ツンドラ気候のカナダ北部では、イヌイットがくらす。かつての狩猟中心の生活から定住化が進んだ。
高山気候
標高が高いため、一年中気温が低い。生活環境として、アンデス山脈では標高の差を利用。高地では,とうもろこしやじゃがいもの栽培やリャマ、アルパカを放牧。
世界の州の気候
- アフリカ州…赤道を中心に熱帯・乾燥帯・温帯が南北対称に分布。
- オーストラリア州…東部と南西部の温帯、北部の熱帯を除き、国分の約4分の3を乾燥帯が占めている。オーストラリアは、日本のほぼ真南に位置の南半球にあるため季節は逆。
- 北アメリカ州…寒帯、冷帯、温帯、乾燥帯、熱帯が分布。
- 南アメリカ州…アマゾン川流域は、熱帯雨林が広がる。ブラジル高原は、中央部はサバナ気候で、草原が広がる。ラプラタ川流域は、温帯でパンパと呼ばれる草原が広がる。
- ヨーロッパ州…温帯が広がる北部や内陸部は冷帯(亜寒帯)。
- アジア州…東部は、温帯に属し季節風の影響で、四季があります。南部は、赤道付近は熱帯雨林気候気候。その周りに雨季と乾季があるサバナ気候。内陸部から西部は、乾燥帯で広大な砂漠が広がります。
日本の気候の特徴
- 日本の大部分は、温帯に属し、四季がはっきりしている。日本の大部分は温帯湿潤気候。
- 季節風(モンスーン)…夏は南東、冬は北西の風が吹く。
- 梅雨…本州以南で6月から7月にかけて雨が多い。
- 台風…熱帯低気圧の一種。秋から夏から秋にかけて発生。
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