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中学地理「アジア州の重要ポイント」

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中学地理「アジア州」定期テストのポイントについてまとめています。

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アジア州

ここで差がつく!
➊パミール高原からヒマラヤ山脈にかけて世界の屋根といわれている。
➋中国は、ブラジル、ロシア、インドとともにBRICs(ブリックス)といわれる経済発展の著しい国である。
➌朝鮮半島は、第二次世界大戦後、1948年に北緯38線付近を境に2か国に分かれた。(北:朝鮮民主主義人民共和国、南:大韓民国)
アジア=ニ-ズ(NIEs)は、新興工業地域の略称で、韓国、シンガポール、香港、台湾などは特にアジア=ニーズと呼ばれている。

アジアの自然

自然・中央に「世界の屋根」のヒマラヤ山脈、チベット高原が広がる。黄河, 長江, メコン川, インダス川。季節風(モンスーン)の影響が大きい。東部は温帯で、四季が明瞭。赤道付近は熱帯。西部・中央は乾燥帯。

アジアの社会

さまざまな民族がくらし、宗教も多様。人々の移動によって、文化が変容してきた。

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中華人民共和国(中国)

中国の社会

人口約14億人(2015年)の9割が漢民族。1970年代末からの一人っ子政策は、2015年に廃止決定。環境問題(大気汚染・水質汚濁)が深刻で、沿岸部と内陸部の経済格差の拡大も問題になっている。

中国の農業

寒冷な北部と黄河流域は小麦、大豆を栽培。温暖な長さ江流域とチュー川流域は稲作, 茶。乾燥帯の内陸部は牧畜。

中国の工業

1970年代末, 外国企業を誘致するため,経済特区を設置→「世界の工場」に成長。国民の消費力が向上し、「世界の市場」としても注目を浴びる。近年、西部大開発を進める。

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アジアの諸地域

東アジア

大韓国(韓国), 台湾、香港、 シンガポールは,アジアNIES(新興工業経済地域)として発展。近年, 台湾を中心に先端技術(ハイテク)産業が成長している。

東南アジア

東南アジア諸国連合(ASEAN)を結成。タイ,、ベトナムなどは仏教の信者が多い。華人が経済で活躍。都市への人口集中→スラムの形成、交通渋滞など。農業・工業においては、プランテーション(大農園)での農業からアブラやしの栽培米の二期作へ。工業団地の整備→外国企業を
誘致し,途上国も経済成長。

南アジア

インドはヒンドゥー教、カースト制度が根強く残る。パキスタン, バングラデシュはイスラム教, スリランカは仏教。インドは、人口約13億人(2015年)。かつてせんい工業が中心→バンガロールを中心に情報技術(ICT)産業が急成長。

西アジア

アラブ系「コーラン」に従うイスラム教徒が大半。断食やメッカ巡礼。乾燥帯で遊牧。ペルシア湾岸で原油を産出→石油輸出国機構(OPEC)を組織し、価格などを決定。

中央アジア

旧ソ連に属した国々が多い。乾燥帯で砂漠が広がる。石油, 天然ガス, レアメタル(希少金属)を産出。

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アジア州 重要用語解説

  • 東南アジア諸国連合(ASEAN)…東南アジア諸国の経済協力を目的として1967年に結成された組織で、当初加盟国はタイ,インドネシア,フィリピン,マレーシア,シンガポールの5か国であった。現在は10か国が加盟
  • プランテーション…土地の条件に適した作物を栽培する農業、また東南アジアやアフリカなどに多く見られる植民地時代に欧米諸国の資本で開かれた大農園
  • バンガロール…デカン高原南部を中心にコンピュータ産業が急成長。鉱工業においては、鉱産資源が豊富。BRICsの一員であり、最先端産業や情報技術(IT)産業が急速に発展。
中学地理
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