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【中3理科】イオンの移動実験をわかりやすく解説

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【中3理科】イオンの移動実験についてわかりやすく解説しています。

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イオンの移動実験

水素イオンの移動実験

水素イオンH⁺が酸性を示す正体であることは学習しました。これについては次の有名な実験があります。金属製のクリップにガラス板とうすい硝酸カリウム水溶液で湿らしたろ紙をはさみ、ろ紙の中央にうすい塩酸をしみ込ませ電圧をかける実験があります。

うすい硝酸カリウム水溶液でろ紙を湿らせる理由は、電流を流れやすくするためです。

イオンの移動実験

ろ紙の中央から左右に青色リトマス紙と赤色リトマス紙を置いておき、どのリトマス紙の色が変わるかといった問題が頻出です。

酸性の正体は水素イオンH⁺ですので、陰極側に引き寄せられ、陰極側に置いた青色リトマス紙の色が赤色に変化します。

水素イオンの移動

水酸化物イオンの移動実験

今度は、中央にアルカリ性の水酸化ナトリウム水溶液をしみ込ませ実験を行います。アルカリ性の正体は水酸化物イオンOH⁻でした。水酸化物イオンは-の電気を帯びているので、陽極側に引き寄せられ、陽極側に置いた赤色リトマス紙の色を青色に変化させます。

水酸化物イオンの移動実験

以上が、酸とアルカリです。電離のようすを表す式を書けること、イオンの移動実験の内容が分かることが高得点への鍵となります。

中3理科
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