センター試験まで残すところ3か月を切りました。今日は文系でセンター試験で理科科目が必要な生徒におすすめの地学基礎の問題集や参考書をご紹介します。
地学基礎は2か月で9割得点が可能
文系のセンター試験受験者で、理科科目が必要な生徒は、「生物基礎」と「化学基礎」、そして「地学基礎」の中から2科目を選択して受験するパターンが多いようです。しかし、文系の受験生取って理科科目に多くの時間を割くのは効率が悪いのも実情です。
ほとんどの国公立大学で、文系学部の受験に理科科目は1割ほどの配点しか与えられていないからです。だからと言ってまったく勉強しないわけにはいきません。そんな文系受験生のための理科科目が「地学基礎」です。
地学基礎は、他の理科科目と比べて中学校で勉強した内容に非常に近く、暗記量も生物基礎などと比べると、少ない科目です。私が知る限り、センター直前の1か月間で3~4割の得点から9割得点まで成績が上昇した生徒もいます。
計算の化学基礎、暗記の生物基礎
ここで、各科目の特徴を分析しましょう。受験生が少ない、物理基礎は省略しています。あなたに合った科目を選んでみてください。
- 化学基礎
物質量mol・濃度の計算が得意な生徒は得点しやすい
物質量molの計算でつまづいている生徒は得点できない - 生物基礎
暗記が得意な生徒に向いている
実験考察問題が苦手な生徒は点数が伸びない - 地学基礎
中学校で地学が得意だった生徒は得点しやすい
計算や実験考察問題が少ない
こうやって眺めてみても、地学基礎は他の2科目と比べても勉強しやすい科目だと言えます。
地学基礎おすすめの参考書・問題集
学校で地学の授業があるのでしたら問題はないのですが、地学基礎を学校で履修していない受験生が多いのも事実です。しかし、地学基礎レベルになると、はっきりって独学で9割得点まで持って行けます。
下記の参考書は1か月~2か月ですべての単元が学習でき、短期間で受験レベルまで知識を増やすことができます。問題集とあわせて使うと学習効率アップです。
センター試験地学基礎の点数が面白いほどとれる本
有名な『点数が面白いほどとれる本』シリーズです。表紙の絵が気に入らないという生徒も多いのですが、これだけで8割から9割得点できる知識は身につきます。この参考書に一通り目を通し、あとは問題集で演習すれば9割得点も可能です。
駿台受験シリーズ センター地学基礎短期攻略
こちらも有名なセンター用の問題集です。上記の「面白いほどとれるシリーズ」である程度の知識を入れた後に、この問題集で補完すれば、確実に9割得点が可能です。一部教科書範囲外の問題もありますが、それを考慮しても問題のセレクトも素晴らしい良書です。
とりあえず上記の参考書と問題集は良書です。地学基礎を今から勉強しようと思っている生徒は、一度ぜひ手に取ってみてください。
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