中1数学「図形の移動」平行、回転、対称移動の作図まで仕上げよう!についてまとめています。中学1年生の数学で学ぶ「図形の移動」は、定期テストで頻出の単元です。特に、平行移動・回転移動・対称移動の作図が苦手な人も多いのではないでしょうか?
この記事では、図形の移動の基本ルールをわかりやすく解説します。苦手を克服して、テストで確実に得点できるようにしましょう!それでは、図形の移動の基本からしっかり確認していきましょう!
図形の移動とは?
図形の形と大きさを変えないで、位置だけを変えることを移動といいます。
平行移動
平行移動は、平面上で、図形を一定の方向に、一定の長さだけずらして、その図形を移すことです。平行移動では、対応する点を結んだ線分がそれぞれ平行で、その長さは等しいです。
- 対応する2点を結ぶ線分は、長さが等しく平行である。
- 対応する図形の線分は、長さが等しく平行である。
回転移動
回転移動は、平面上で、図形を1つの点Oを中心として、一定の角度だけをまわして、その図形を移すことです。中心とした点Oを回転の中心といいます。特に、回転移動の中で180°の回転移動を点対称移動といいます。回転移動では、対称する点は、回転の中心から距離が等しく、回転の中心と結んできた角の大きさは、すべて等しいです。
- 対応する2点は、回転の中心からの距離が等しい。
- 図形のどの点も、回転の中心の回りに等しい角度だけ回転する。
対称移動
対称移動は、平面上で、図形を1つの直線lを折り目として、折り返して、その図形を移すことです。直線lを対称の軸といいます。
- 対応する2点を結ぶ線分は、対称の軸によって垂直に2等分される。
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