東京大学、イネを好きな時期に開花や収穫できる系統を開発! 

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東京大学大学院農学生命研究科の井澤毅教授らの研究グループが、農業生物資源研究所との共同研究により、栽培者の希望のタイミングで開花させることができるイネ系統を開発しました。

イネの収穫
イネの収穫は、通常は早いもので8月の下旬、遅いもので10月下旬くらいが収穫期となっています。穂が出てから1日の平均気温を毎日足した温度が、1,000℃に達した時点が収穫の目安で、見た目は、穂の全体の90%ほどが黄金色に変わったころです。
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イネの遺伝子の誘導に成功

イネにはフロリゲン遺伝子が内在しており、この遺伝子が花芽形成に必須です。研究グループはまず、内在性のフロリゲン遺伝子の働きを人為的に抑えることで、花が咲かないイネを作ることに成功した。さらに、抵抗性誘導剤処理が加わった時だけ開花が誘導されるように改変した人工フロリゲン遺伝子をイネに導入し、開花の誘導を確認したとのこと。

これらの二つの働きを組み合わせて、抵抗性誘導剤タイプの市販農薬を散布しない限り一切花は咲かないが、散布した時だけ約40~45日後に花が咲くイネ系統を作り出すことに成功した。今回作成したイネ系統によっては、コメの収量が向上した系統もあったようです。

まとめ

遠くない将来にこの技術が実用化されれば、栽培者が望む時期にコメを収穫することが可能になるわけです。すごいことですね。栽培地域の環境に合わせた栽培方法や時期を最適化でき、生産性や品質の向上にもつながっていきそうですね。

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