中学理科「鉄と硫黄の化合の定期テスト予想問題」です。
鉄と硫黄の化合の定期テスト予想問題
下図のように、鉄粉7.0gと硫黄の粉末4.0gを試験管に入れ、混合物の上部を図のように加熱した。①一部が赤くなったところでガスバーナーの火を止めると、反応は全体に広がっていった。加熱後、試験管内の物質を調べると、鉄粉と硫黄の粉末は過不足なく反応し、すべて硫化鉄になっていた。これについて、次の各問いに答えよ。
(1)問題文中の下線部①で、反応が全体に広がっていった理由を簡単に答えなさい。
(2)この実験で硫化鉄は何g生じたか。
(3)次に、鉄粉4.9gと硫黄の粉末4.0gを加熱すると、一方の物質は完全に反応し硫化鉄が生じた。このとき生じた硫化鉄は何gか。
(4)鉄と硫黄が化合するときの化学変化を、化学反応式で書け。
鉄と硫黄の化合の定期テスト予想問題の解答・解説
(1)問題文中の下線部①で、反応が全体に広がっていった理由を簡単に答えなさい。
鉄と硫黄の化合で熱が発生したから。
鉄と硫黄の化合は発熱反応になります。
(2)この実験で硫化鉄は何g生じたか。
11.0g
鉄7.0g+硫黄4.0g=硫化鉄11.0g
(3)次に、鉄粉4.9gと硫黄の粉末4.0gを加熱すると、一方の物質は完全に反応し硫化鉄が生じた。このとき生じた硫化鉄は何gか。
7.7g
硫黄の粉末4.0gはすべて反応するには、鉄粉が7.0g必要なので、硫黄はすべて反応できません。鉄粉4.9はすべて反応するから、
7:4=4.9:x
x=2.8
4.9+2.8=7.7g
(4)鉄と硫黄が化合するときの化学変化を、化学反応式でかけ。
Fe + S → FeS
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