野球のトレーニング「走り込みは必要ない!」について思うこと

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先日、MLBのレンジャースで活躍しているダルビッシュ有投手が「走り込みをなくすべき」という主旨の発言をして、話題となっている。筆者も子供頃から少年野球をやってきた身だが、今回のダルビッシュ投手の意見に賛成だ。

なぜ走り込むのかわからなかった少年時代

野球の練習の代名詞といえば、「素振り」「ダッシュ」「長距離の走り込み」だ。素振りは相手投手を想像しながら、あらゆる球種に対応できるようにイメージしながら素振りを行い、タイミングの取り方を修得する。ダッシュも瞬発力を高め、打球に対する第一歩目を速くしてくれるトレーニングだ。しかし、長距離の走り込みは子供時代から、なぜ行うのか納得ができなかった。

よく言われてきたのが、「長距離の走り込みを行うことで体力をつける」「足腰を鍛えコントロールをよくする」などであるが、果たして本当に走り込みで体力がつき、コントロールが良くなるのだろうか疑問を抱いていた。

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長距離の走り込みの弊害

野球の練習では、よくバーベルなどを使った器械トレーニングが準備されている。足腰の筋肉やインナーマッスルとよばれる体幹を維持するような筋肉を鍛えるのだが、トレーニングを行うと体ががっしりとし、確かに力強いスイングや投球ができるようになる。

しかし、その次に待っているのが地獄の長距離の走り込みだ。無駄にカロリーを消費し、あまりの過酷さに食欲も減退してしまう。せっかく身に着いた筋肉もそぎ落とされ、まるでマラソンランナーのような体つきに変貌してしまう。こんなことを繰り返し、最後まで細い体のまま高校野球最後の試合まで過ごしたのだ。

長距離の走り込みが、自分の場合は逆効果になり、最後まで細い体のまま野球人生を終えることになってしまったのだ。

古い習慣から脱却すべき

もう古い野球の練習を常識にするのはやめよう。「倒れるまで走れ」「水は我慢しろ」など、科学的に何の根拠もない過酷な練習を繰り返し、大切な若い目を無残にも摘み取ることはあってはならない。

現在では、科学的根拠に基づいた素晴らしい練習方法が確立されてる。効率的に行うメニューも開発されており、長時間の練習が必要でなくなってきている。スポーツ全般に科学的データが活用されるようになり、現代スポーツの教育方法は劇的に変わりつつある。

しかし、一部に変わっていない古い指導者の存在がある。大抵そのような指導者は絶大なる権力を持っており、なかなか子供たち自身で練習方法の改善を提案することが不可能に近い。この場合は、やはり子供をその指導者に預ける親の力が必要だ。指導者一人に子どもたちのトレーニングを任せるのではなく、しっかしと監視の目を届かせるべきではないだろうか。

犠牲になるのはいつの時代も、か弱く純粋な子どもたちなのだ。監督、コーチ、そして保護者が三位一体となり、子どもたちの育成に力を入れるべきとではなかろうか。

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