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中2理科「単体と化合物」混合物と化合物の違いとは?

単体と化合物 中2理科
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中学2年理科。化学変化の中の「単体と化合物」について学習します。

  • レベル★★☆☆
  • 重要度★★☆☆
  • ポイント:水溶液は混合物、化学式で分類
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混合物と純物質

物質の分類を学習します。まずは下の図を簡単に確認しましょう。

単体と化合物

物質は、大きく混合物純物質に分類できます。混合物とは、2種類以上の物質が混ざっている物質で、純物質とは1種類の物質だけでできているものです。

空気は、窒素や酸素、二酸化炭素などの気体が混ざっています。したがって、混合物に分類できます。酸素は、酸素という物質だけでできている気体です。なので純物質に分類されます。

  • 混合物…2種類以上の物質でできている。
    〈例〉空気、石油、海水、泥水、食塩水、塩酸
  • 純物質…1種類の物質だけでできている。
    〈例〉酸素、窒素、水、塩化水素、アンモニア

ここで重要なことは、水溶液はすべて混合物であるということです。水溶液は物質と水の混合物になります。食塩水、水酸化ナトリウム水溶液、塩酸などが水溶液です。

  • 食塩水=食塩(塩化ナトリウム)+水
  • 水酸化ナトリウム=水酸化ナトリウム+水
  • 塩酸=塩化水素+水
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単体と化合物

1種類の物資でできている純物質は、単体と化合物に分類できます。

  • 単体1種類の原子だけでできている物質。それ以上分解できない。
  • 化合物2種類以上の原子だけでできている物質。分解できる。

単体と化合物に分類を行うためには、物質を化学式で表す必要があります。化学式で物質を表したとき、2種類以上の原子で表した場合は化合物、1種類の原子で表した場合は単体になります。

例えば、酸素は化学式でO₂です。1種類の原子で表しますので単体になります。は化学式でH₂Oです。2種類以上の原子で表すので化合物になります。

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中2理科
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