中学2年理科。運動器官である関節やけんについて学習します。
- レベル★☆☆☆
- 重要度★☆☆☆
- ポイント:腕を動かすときの筋肉の動き
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授業用まとめプリント「運動器官」
運動器官
からだを動かすとき活躍するのが「運動器官」です。具体的には、筋肉や骨格(骨)、それらをつなぐ関節やけんが運動器官になります。
動物は、まず感覚器官で外界の刺激を受け取り、それをもとに行動方針を決定します。(←ここは次回の神経系で学習します。)その行動方針を実際の行動に移すのが運動器官です。
まずは、運動器官でもよく聞かれる「関節」と「けん」について見ていきましょう。
関節とけん
ヒトのからだは骨によって支えられています。ヒトには約200個もの骨があり、これらが組み合わさって「骨格」となり、からだを支えたり、からだを動かしたり、内臓を守ったりしているのです。
骨は約200個ほどあるといいましたが、この骨と骨をつなげている部分が「関節」です。関節からからだを曲げることができるようになっています。
関節からからだを曲げるとき、力が必要です。何かが収縮することで関節からからだを曲げます。この力を発揮するのが筋肉です。つまり、筋肉と骨がくっついており、筋肉が収縮(縮む)ことで、関節からからだを曲げることができます。
この筋肉と骨がつながっている部分を「けん」といいます。人体で最大のけんは、かかとの骨とふくらはぎの筋肉をつなぐ「アキレス腱」です。アキレスという名前の由来は、ギリシア神話に登場する英雄アキレウスです。トロイア戦争でかかとを弓で射抜かれ、これが原因となって命を落としています。この伝説からアキレス腱はヒトの弱点として名前が付けられたようです。
この他にも、腕を曲げるときの筋肉の動き方など、テストや入試によく登場する問題についても解説しています。是非動画で確認してみてください。
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