中学受験でよく出る用語をまとめてみました。それぞれどんな意味なのか、説明ができるようにしておくことが大切です。
重要な用語の確認
今回取り上げるのは、中学入試で出題されやすい用語です。小学校の教科書に載っていない語句もありますが、受験では出題される内容ですので、しっかりと意味を確認しましょう。
植物分野
植物の成長や花や実のつくり、花粉の受粉などが出題されます。
胚(はい)
種子の発芽後に、根・茎・葉となるところ。
単子葉類(たんしようるい)
芽生えのとき子葉が1枚の植物。葉の模様である葉脈は平行になります。トウモロコシなどが単子葉類です。
双子葉類(そうしようるい)
芽生えのとき子葉が2枚の植物。葉の模様である葉脈は網目状になります。アサガオなどが双子葉類です。
両性花(りょうせいか)
1つの花に、おしべとめしべがある花のこと。ヒマワリやアサガオ、タンポポなどが両性花になります。
単性花(たんせいか)
1つの花に、おしべかめしべの一方しかない花。おしべがある方の花をお花、めしべがある方の花をめ花といいます。カボチャやヘチマ、トウモロコシなどが単性花になります。
子房(しぼう)
めしべの根元のふくらんだ部分を子房といいます。この子房は受粉後果実になります。
胚珠(はいしゅ)
子房の中にある、受粉後に種子(しゅし)になる部分。
受粉(じゅふん)
おしべの先のやくでつくられた花粉が、めしべの先端の柱頭(ちゅうとう)につくこと。
虫媒花(ちゅうばいか)
花粉が虫によって運ばれ、受粉をする花のこと。鮮やかな花びらをつけたり、甘い香りで虫を引き寄せます。
風媒花(ふうばいか)
花粉が風によって運ばれ、受粉をする花のこと。花粉は風に飛ばされやすいようにさらさらとしており、空気袋がついている花粉もある。
おすすめの参考書
中学受験を研究してつくられた参考書です。わかりやすく欲張ったつくりをしていないので、さくさくと勉強を進めることができます。中学受験の力強いアイテムになること間違いありません。
コメント