【中学歴史】室町時代の重要ポイント|管領・応仁の乱・室町文化

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【中学受験・社会】室町時代についてまとめています。鎌倉幕府の滅亡から室町文化、民衆の成長までをまとめています。入試やテストでもよく出題される時代の1つなので、しっかり学んでいきましょう。

室町時代

14世紀末、足利尊氏の孫義満の代になって、60年ほどつづいた南北朝の動乱はおわった。足利義満は、1392(明徳3)年に南北両朝の合体を実現させ、守護大名をおさえて幕府の全国支配を完成させた。幕府は京都の室町におかれたので、室町幕府といいます。その邸宅には名花・名木が集められ、「花の御所」といわれた。

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建武の新政

  • 鎌倉時代の滅亡…後醍醐天皇が兵をあげ、楠木正成や足利尊氏らが加わり、鎌倉時代を滅ぼしました。
  • 建武の新政…後醍醐天皇が行った新しい政治。公家(貴族)中心の政策だったため、武士が不満をもち、足利尊氏が兵をあげました。建武の新政は2年ほどで失敗。
  • 南北朝の動乱…後醍醐天皇は吉野にのがれ(南朝)、足利尊氏は新たに天皇をたてて(北朝)で対立。全国の武士が2つに分かれて戦う約60年にわたって南北朝時代になりました。
  • 守護大名…一国を支配する領土となった守護。南北朝の動乱の間に成長。

室町幕府

室町幕府は、北朝の天皇から征夷大将軍に任命された足利尊氏が、京都に幕府を開きました。

  • 足利義満…室町時代の3代将軍。幕府を京都の室町に移し、南北朝を1つにしました。幕府の力が最も強まりました。
  • 勘合貿易…足利義満が始めた中国(明)との貿易です。海賊の倭寇と区別するため。正式な貿易船に環濠をもたせました。
  • 東アジアの動き…朝鮮国や琉球王国が成立。

幕府のしくみ

室町幕府のしくみ

  • 管領…幕府の補佐
  • 侍所…軍事・警察
  • 政所…幕府の財政の管理
  • 問注所…記録の保管・裁判
  • 鎌倉府…関東8か国と伊豆・甲斐の支配
  • 守護…軍事や警察の仕事/御家人の取りしまり
  • 地頭…荘園や公家の取りしまり/年貢の取り立て

応仁の乱と民衆の成長

  • 応仁の乱…8代将軍足利義政のときにおこった戦乱。有力な守護大名の対立に将軍家のあとつぎ問題などがからみ、全国に争いが広がりました。戦国時代へ。
  • 地方の動き…山城国一揆(やましろのくにいっき)<現在の京都府南部>や加賀の一向一揆(いっこういっき)<現在の石川県>がおこり、守護大名が追い出されます。
  • 産業の発達…農業の生産力が高まります。都市では、商工業者がをつくりました。馬借や問など交通が発達。
  • 農民の団地…(村の運営を話し合いで決定)をつくって自分たちの政治を行う。団結した農民が土一揆をおこしました。

室町時代には農業技術が進歩して、米と麦の二毛作が全国に普及し、牛馬耕やかんがい用の水車、草木灰・牛馬のふん・堆肥などの肥料の使用が広まり、収穫高が増加した。守護大名らの保護のもとで手工業がさかんになり、大エ・鍛治・織物・紙すきなどの専門の職人が増加した。

組織・職種 内容
同業者組合
農民の自治組織
馬借 運送業
問丸 倉庫業
土倉・酒屋 金貸し・金融業

室町文化

  • 金閣…足利義満が建てた山荘。公家・武家・禅宗の様式をあわせています。
  • 能(能楽)…足利義満の保護のもとで観阿弥・世阿弥父子が大成。
  • 水墨画…中国に渡った雪舟が、帰国後、完成させました。
  • 銀閣…足利義満が建てた山荘。書院造が様式です。
  • 民衆の文化…祭りや能楽、狂言がさかんになります。御伽草子が人気です。
  • 地方への文化の広まり…応仁の乱で多くの文化人が地方の都市に移りました。

室町時代の年表

  • 1333 後醍醐天皇が建武の新政を始める。
  • 1338 足利尊氏が征夷大将軍となる。
  • 1368 足利義満が征夷大将軍となる。
  • 1392 南北朝の統一
  • 1404 明との間で勘合貿易が始まる。
  • 1467 応仁の乱がおこる
  • 1485 山城国一揆
  • 1488 加賀の一向一揆

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