中2国語|走れメロス 練習問題&解答付き|定期テスト対策に完全対応です。中学2年生の国語定期テストで頻出教材、太宰治の名作「走れメロス」。この記事では、「メロスの単純さ」や「王の不信感」「セリヌンティウスとの真の友情」といった定期テストで問われやすいテーマにフォーカスし、書き抜き、選択・記述問題を含む練習問題&解答付きで学べます 。登場人物の心の動きや語彙の使い方をしっかり理解し、テスト本番での得点力を高めましょう!
走れメロス 練習問題
教科書の「濁流を泳ぎ切り、山賊を三人も撃ち倒し韋駄天、ここまで突破して来たメロスよ。~四肢を投げ出して、うとうと、まどろんでしまった。」の部分を読んで、あとの問いに答えなさい。
問1 「これほど努力したのだ」とはどんなことをさしますか。文中のことばを使ってまとめよ。
問2 メロスは王のことを別の表現で何と言っているか。8字で書き抜きなさい。
問3 「私は不信の徒ではない」とあるが、メロスは自分のことを何と考えているか、文中から4字で書き抜きなさい。
問4 「暗い疑惑の雲」とは何か。次のア~エより、最も適切なものを1つ選び、記号で答えなさい。
ア メロスが約束の時間に戻らないのではないかという王の不安。
イ 人は誰も信じられないという王の心に広がる人間不信。
ウ 民衆がメロスを処刑しようとする王に向ける怒りの感情。
エ セリヌンティウスの命をかけた行動に対する王の後悔。
問5 「王はひとり合点して私を笑い」とあるが、王がどのように独り合点するのか。
問6 「地上で最も不名誉な人種」とは、ここではどんな人間のことか。次のア~エより、最も適切なものを1つ選び、記号で答えなさい。
ア 自分の命を守るために他人を犠牲にする人。
イ 権力を持ち、人々を不当に支配しようとする人。
ウ 自分を信じてくれた友人を裏切り、約束を破る人。
エ 人に裏切られた経験から誰も信じられなくなった人。
問7 「悪徳者として生き延び」とあるが、具体的にどうすることか、文中の言葉を使って答えよ。
走れメロス 練習問題の解答
問1 (例)友との約束を守るため、濁流と山賊の囲みを突破し、疲れて動けなくなるまで必死に駆けてきたこと。
問2 希代の不信の人間
問3 真の勇者
問4 イ
問5 (例)メロスは自分が耳打ちしたとおりに、わざと遅れてきた。やはり、この世に、愛や正義、信実などあるはずがないのだ。
問6 ウ
問7 人を殺して自分が生きること。
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