雑草について学んでみたいと思います。今回、われわれが農業を始めるあたってまずしないとけないのが、雑草の処理です。休耕地だったため、背丈の高い雑草が生い茂っているわけです。ここで、雑草とは、何かを触れておきましょう。
雑草とは、自然に生えている、または生えてきた草のことで、畑やガーデニングをしていて種や苗や草花を植えたりしますが、自然に種が飛来してきて根付いた草花はすべて雑草と呼ぶそうです。
背丈が高い雑草の処理
最初は浅めに、地表の雑草を掘り起し、2度目は少し深めに耕すことが大事。根が耕耘機で掘り起こされるので、畑から取り出します。表面の雑草でほぼなくなると思いますが、一度は深く耕すのが良いと思います。また、何回か天地返し(耕運)することで、雑草の根も少なくなるでいい方法とも言えます。さらに、放置していた畑の場合、酸度調整で表面がうっすら白くなる程度石灰を漉き込むといいとのこと。
雑草を刈る方法
大きく3つ。人の力、機械の力、業者の力ということになるでしょうか。今回は、業者に頼むのは、コストがかかり、また自分たちの手でというコンセプトに反するので、「人の力」、「機械の力」のどちらがいいか学んでみます。
人の力
人力の場合は単純に草を手で刈り取っていくわけですから、人が多いほど細部まで草刈りを行えるということですね。人数が少ないと一人ひとりの負担は増えるわけです。いずれにしても、地道にやるしかないですね。
機械の力
機械は、様々ありますので、道具を活用して効率良く刈っていくことができます。機械を使うと労力を機械によって分散出来ますが、細部の刈り取りが道具の形状によっては甘くなる傾向があるようです。もっとも有効なのが、刈払い機を使って行う事が有効であり、大きく分けると電動タイプとエンジンタイプがあり、エンジンタイプの方が出力パワーが強いという傾向のようです。特に、背丈が20cm以上の草は耕すまえに刈払機などで刈っておくと遣りやすいようです。
畑の雑草対策
夏の草の勢いは凄く、5月頃から草が生え始め、梅雨辺りから盛大に育ちます。大きく育ってしまうと抜くのが困難です。ですから、日ごろからこまめに草を抜いておきたいところです。できるだけ、雑草が小さいうちに抜くように、心がけておいた方がいいです。
気をつけておきたいところ
草は根が残っていると必ずまた生えてきてしまいます。根が残っている時点では一見きれいに見えますが、地中での成長は続いていますし、成長が早いのであっという間に雑草だらけになってしまいます。さらに成長し、長くしっかり育ってしまうと根も太くしっかり根付いてしまうので抜くのも一苦労です。ですので、雑草は小さいうちに根の先までしっかりと抜きさることがポイント!抜く際には軍手や作業手袋を着用すると安全で、雑草も掴みやすいです。
「雑草とは、その美点がまだ発見されていない植物である。」エマソン
コメント