中学英語で学習する現在進行形と過去進行形について学習します。
現在形と現在進行形の違い、~ing形のつくり方、現在進行形の肯定文・否定文・疑問文のつくり方について学習していきます。
過去進行形もほとんど現在進行形とポイントは同じです。過去進行形の肯定文・否定文・疑問文の作り方をマスターしましょう。
現在進行形とは
現在進行形とは、その動作が途中の状態にあることを意味するものです。日本語訳にすると、「~しています。」「~しているところです。」という意味になります。be動詞の後に、一般動詞のing形をつけます。
be動詞+一般動詞のing形
- I am playing tennis now. 「私は今テニスをしています。」
- He is studying English now. 「彼は今英語の勉強をしています。」
現在形と現在進行形の違い
現在形は、普段の習慣や不変の事実などを表すときに使います。日本語で考えると、「これまでも、これからも~する」という意味になります。
- She helps her mother. 「彼女は母を手伝います。」
※いつもの習慣として、手伝っているんですね。
一方の現在進行形は、今やっている動作を表すときに使います。まさに動作の途中です。日本語で考えると、「ちょうど今~していて、やめようと思えばすぐにやめることができるよ」という意味になります。
- She is helping her mother now. 「彼女は今母を手伝っています。」
※普段はわかりませんが、今は手伝っているんですね。
現在進行形のポイント
現在進行形には、次の4つのポイントがあります。
❶一般動詞にingを付ける方法4パターン
❷現在進行形の否定文のつくり方「be動詞にnotを付けるだけ!」
❸現在進行形の疑問文のつくり方「be動詞を文頭に出すだけ!」
❹今何をしているのか尋ねる「What are you doing now?」
❶一般動詞にingを付ける方法
一般動詞を進行形にする場合、「~ing」という形にします。動詞のつづりによって付け方が変わるので、次の4つのパターンを覚えてください。
ほとんどの動詞
動詞の原形の後にそのまま「ing」をつけます。
- read → reading
- study → studying
- play → playing
語尾が「e」の動詞
語尾の「e」を消して「ing」をつけます。
- come → coming
- have → having
- take → taking
ただし、例外もあります。「be → being」「see →seeing」は語尾の「e」を消しません。
語尾が「ie」の動詞
語尾の「ie」を「y」に変えて「ing」をつけます。
- die → dying
- lie → lying
語尾が「短母音+子音字」の動詞
語尾の子音字を重ねて「ing」をつける
- get → getting
- run → running
- swim → swimming
短母音とは、音を伸ばしたり重ねたりせず、短く「ア・イ・ウ・エ・オ」と読む母音のことです。playの場合は「ay」のところは[エイ]という二重母音の発音になります。短母音ではないため最後の子音を重ねません。
❷現在進行形の否定文
進行形を否定文にするには、be動詞のうしろにnotを入れるだけです。
主語+be動詞+not+動詞のing形 ~
- 肯定文:He is studying English now. 「彼は今英語を勉強しています。」
- 否定文:He is not studying English now. 「彼は今英語を勉強していません。」
❸現在進行形の疑問文
進行形を疑問文にするには、be動詞を文頭に出して、文末に「?」を付けるだけです。
be動詞+主語+動詞のing形 ~?
- 肯定文:He is studying English now. 「彼は今英語を勉強しています。」
- 疑問文:Is he sytudying English now? 「彼は今英語の勉強をしていますか。」
❹今何をしているのか尋ねる
今何をしているのかをたずねるとき、疑問詞の「What」を使って次のように質問します。
What+be動詞+主語+doing~?
- What are you doing now? 「あなたは今何をしていますか。」
- What is he doing now? 「彼は今何をしていますか。」
過去進行形とは
過去進行形とは、過去の動作の途中の状態を表すものです。日本語に訳すると、「~していました」「~していたところです」という訳になります。be動詞の過去形の後に、一般動詞のing形をつけます。
be動詞の過去形+一般動詞のing形
- He was watching TV then. 「彼はその時テレビを見ていました。」
- They were playing soccer in the park. 「彼らは公園でサッカーをしていました。」
現在進行形とほとんど同じですが、be動詞が過去形に変わっているところだけが異なる点です。
現在形・過去形・現在進行形・過去進行形の比較
現在形と過去形、現在進行形と過去進行形の違いを同じ英文で比較してみます。
- 現在形 :He watches TV. 「彼はテレビを見ます。」
- 現在進行形:He is watching TV now. 「彼は今テレビを見ています。」
- 過去形 :He watched TV. 「彼はテレビを見ました。」
- 過去進行形:He was watching TV then. 「彼はその時テレビを見ていました。」
現在進行形では、今「now」という表現がよくつかわれますが、過去進行形では。その時「then」という表現がよく使われます。
過去進行形のポイント
過去進行形のポイントは以下の通りです。
❶一般動詞にingをつける方法4パターン
❷過去進行形の否定文のつくり方「be動詞の後ろにnotをつけるだけ!」
❸過去進行形の疑問文のつくり方「be動詞を文頭に出すだけ!」
❹過去を表す表現もつけ加えよう!
❶一般動詞にingを付ける方法
一般動詞を進行形にする場合、「~ing」という形にします。動詞のつづりによって付け方が変わるので、次の4つのパターンを覚えてください。
ほとんどの動詞
動詞の原形の後にそのまま「ing」をつけます。
- read → reading
- study → studying
- play → playing
語尾が「e」の動詞
語尾の「e」を消して「ing」をつけます。
- come → coming
- have → having
- take → taking
ただし、例外もあります。「be → being」「see →seeing」は語尾の「e」を消しません。
語尾が「ie」の動詞
語尾の「ie」を「y」に変えて「ing」をつけます。
- die → dying
- lie → lying
語尾が「短母音+子音字」の動詞
語尾の子音字を重ねて「ing」をつける
- get → getting
- run → running
- swim → swimming
短母音とは、音を伸ばしたり重ねたりせず、短く「ア・イ・ウ・エ・オ」と読む母音のことです。playの場合は「ay」のところは[エイ]という二重母音の発音になります。短母音ではないため最後の子音を重ねません。
❷過去進行形の否定文
進行形を否定文にするには、be動詞のうしろにnotを入れるだけです。
主語+be動詞の過去形+not+動詞のing形 ~
- 肯定文:He was studying English then. 「彼はその時英語を勉強していました。」
- 否定文:He was not studying English then. 「彼はその時英語を勉強していませんでした。」
❸現在進行形の疑問文
進行形を疑問文にするには、be動詞を文頭に出して、文末に「?」を付けるだけです。
be動詞の過去形+主語+動詞のing形 ~?
- 肯定文:He was studying English then. 「彼はそのとき英語を勉強していました。」
- 疑問文:Was he studying English then? 「彼はそのとき英語の勉強をしていましたか。」
❹過去の表現と一緒に使われることが多い
文章中では、過去のことだとわかるように「その時」や「昨日の夜」など、過去の表現と一緒に使われることが多いです。
- I was studying English last night. 「昨日の夜私は英語を勉強していました。」
- I was doing my home work at five pm. 「私は午後5時に宿題をしていました。」
- She was watching TV when you came back. 「あなたが返ってきたとき、彼女はテレビを見ていました。」
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